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近未来・・・フィリピンの北東に位置するアギ島。
主人公リョウタロウはアギ本島で暮らす少年。、
幼い頃に森林開発技術者であった両親と死別し、
父の友人であった島の靴職人に預けられた。
そして現在では一人で、若き靴職人として平穏に暮らしている。
島の近海で船の沈没事故が発生した次の日の夜。
彼は海岸で青い炎をまとった全裸の少女と出会う・・・。
意識のない彼女をとりあえず家に連れ帰るリョウタロウ。
気がついた少女は自分の名前をマナンと名のった。
しかし、彼女は自分の名前以外の記憶を失っているようで、
詳しい事情はわからない。警察に相談すべきか悩むリョウタロウ。
しかしその頃、彼女を探す謎の部隊が島に上陸していた・・・。

舞台背景『アギ島』
アギ島。ルソン島北部、台湾の南、そして沖縄のはるか南西に位置する孤島。
領海的にはフィリピンに属するこの島は、1930年代、海底火山の噴火と、
それに伴う海底の隆起によって出現した。
人口約1200人。その民族構成はフィリピン国籍約700人、米国籍約100人、日本国籍約200人、
そして中国からの移民が約200人である。
圧倒的多数であるフィリピン人はその殆どが漁業と林業に従事しているが、
豊富な海洋、木材資源は、開発援助を成した米国企業に利権の大半を確保されてしまっている。
そのため、島民達の実収入は極めて低く、生活水準はフィリピン本島の民衆同様苦しい。
少数民族であるアメリカ国籍は、大半が白人種であり、企業から出向してきたビジネスマンである。
日本国籍は海洋、建築技術者が大半だが、ごく初期に入植した層に工芸職人なども存在する。
アギ島中心には標高800メートルにも及ぶ火山、アンドレ山がある。

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